昨日は下弦の月。
姿を見せるのが遅い下弦の月。
早朝、「有明の月」としてその姿を見ることができます。
下弦の月の時期は、物事の整理や浄化を行うのが良いとされています。
有明のつれなく見えし別れより
暁ばかり憂きものはなし
壬生 忠岑(みぶ の ただみね)古今・恋三・625
有明の月が、まるで貴女のようにつれなく見えたあの別れから、私にとって暁の時間ほどつらいものはないのです・・・・・・。
平安時代の女性も、下弦の月の時期が〈恋の整理〉をするのに良い時期だと知っていたのでしょかネ。
※「有明の月」とは、夜が明けても空に残っている月のことです。