
今日は皇居東御苑内の宮内庁三の丸尚蔵館へ、「皇室とボンボニエール」を観に行ってまいりました。
旧江戸城の正門であった「大手門」から皇居内に入ります。

「大手門」を入るとすぐに大きな鯱があります。
戦災で消失した旧大手門渡櫓の屋根に飾られていた鯱です。

三の丸尚蔵館で開催中のボンボニエール展。
ボンボニエールとは、フランス語でボンボン(砂糖菓子)を入れる小箱のこと。
日本の皇室でいつ頃から用いられはじめたかは、明らかではありませんが明治27年の明治天皇大婚25年の饗宴の際には用いられており、以後天皇の即位、立太子、あるいはお子様方の誕生、着袴、成年式、結婚式などの御慶事の際に記念の品として、制作されたものです。
いかにも日本らしい、伝統的な瑞祥文様などを施した美しい菓子入れです。

棗型

犬張子形

角鳥籠型

亀甲形 松飾付

鼓形若松星文