2010年06月13日

文化人類学者が描く痛快冒険ファンタジー!

精霊.jpg

日本にも「指輪物語」や「ナルニア国ものがたり」「ゲド戦記」に匹敵するファンタジーノベルがあったんだと、読み終えて感激した上橋菜穂子さんの『精霊の守り人』です。
昨年NHKにて放映されていた神山健司監督、プロダクションI.Gスタッフによるアニメは観ていましたが、原作についてはまったく知りませんでした。もともと児童文学というジャンルで出版されており、「守り人シリーズ」として全10巻あります。
著者の上橋さんは文化人類学者であり、先住民族アボリジニの研究をしているということだけあって、先住民の伝承などをうまく取り込み、神話や聖書などを題材とした西洋のファンタジーとは一味ちがった、親しみやすい物語です。
上橋さんが〈あとがき〉に、古くから人々が語ってきた「語り物」の骨格をもつがゆえに、子どもでも楽しめる物語。それでいて、大人が読んだときにには、大人であるがゆえの発見があって楽しめる物語。と書いてありましたが、まさにその通り!
これで当分読む本には困らないぞ・・・・!


posted by ツルカメ at 00:39| Comment(0) | 本のはなし・・・ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前: [必須入力]

メールアドレス: [必須入力]

ホームページアドレス: [必須入力]

コメント: [必須入力]

認証コード: [必須入力]


※画像の中の文字を半角で入力してください。
×

この広告は180日以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。