2011年04月30日

我々は日本列島という巨大な時限爆弾の上で生活をしているという事を肝に命じねば!

死都日本.jpg
連日放送される「東日本大震災」のニュース。 ふと、「宮崎の新燃岳は今どおなっているのだろう・・・?」と思いました。そんな折り、本棚にある石黒耀氏の「死都日本」に目が止まり、再読する事に。2002年に処女作として発行された本書は第26回メフィスト賞を受賞。
西暦20XX年、宮崎県沖で巨大地震が発生。そして30万年前に巨大噴火を起し、南九州を焼き尽くした霧島山地下にある加久藤火山が破局的大噴火を起し日本全土をパニックに陥れるクライシスノベルです。時速数百キロで迫り来る土石流、火砕流、火山泥流の凄さ。また数千キロの空を覆う火山灰やナノ粒子的な硫酸エアロゾルによる通信網やコンピュータ等の電子機器の破壊。そして自国経済の安定に躍起になるアメリカ政府と東シナ海で暗躍する中国原潜。日本はこのまま滅び、生き残った日本人はボートピープルとなり彷徨い続けるしかないのか・・・!? 壮大なストーリーと徹底したリアリズムで、読者を飽きさすことなく一気に読ませてくれる傑作です。 世界の「地震」と「火山」の1/10を引き受ける地変の国、日本。 常に巨大な時限爆弾の上にいるのだと言う事を肝に命じながら生活をしていかなければならない事を再認識させてくれます。
posted by ツルカメ at 23:48| Comment(0) | 本のはなし・・・ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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