2013年08月10日

涼をもとめて・・・「幽霊・妖怪画」展へ!

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入口には浮世絵師 歌川国芳の巨大ガイコツ「相馬の古内裏」がお出迎え。
日本各地で記録的な猛暑となった今日、涼をもとめて横浜の「そごう美術館」で開催中の「幽霊・妖怪画大全集」展へ行ってまいりました。

福岡市博物館所蔵の「吉川観方コレクション」の肉筆の幽霊画や浮世絵画の幽霊・妖怪画等160点が一同に展示されており、館内は冷気ならぬ「霊気」があふれ外の暑さを忘れさせてくれます。

円山応挙をはじめ、伊藤若冲、歌川国芳、月岡芳年、河鍋暁斎、吉川観方など、希代の絵師たちが描いた恐ろしくも美しい幽玄の美の世界を堪能いたしました。

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吉川観方作「朝露」図
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吉川観方作「夕霧」図
吉川観方(よしかわかんぽう)作「朝露・夕霧」図
日本画家であり風俗史家としても知られる観方の代表作ともいえる対幅の幽霊画。
「朝露」は、お歯黒をつけるお岩。「夕霧」は蚊遣火を焚くお菊。
どちらも日本を代表する「四谷怪談」と「番町皿屋敷」でお馴染みの幽霊である。女性らしい日常的なしぐさをしているが、その怪異な容貌には背筋が凍る。彼女らは果たして自分が生者なのか亡者なのかわかっているのだろうか・・・。その姿に悲哀すら感じてしまう。
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渓斎英泉(けいさいえいせん)作「幽霊」図
後妻を殺した前妻の亡霊。美人大首絵を得意とした英泉らしく、幽霊が持つ首もなかなかの美人である。死んでも嫉妬心が残る哀しき女性の性か・・・・。
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春江斎北英(しゅんこうさいほくえい)作「百物語 お岩」図
浮世絵師 北英による「東海道四谷怪談」のお岩提灯と民谷伊右衛門。なんと「お岩提灯」は葛飾北斎の「百物語 お岩」のパクリである。
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月岡芳年(つきおかよしとし)作「和漢百物語 清姫」図
「最後の浮世絵師」 そして「血まみれ放念」といわれた奇才 芳年の安珍清姫。女の執念がストーカーとなり、愛する安珍を焼殺してしまう、凄まじい女の情念を芳年が描く!


posted by ツルカメ at 21:58| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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