2013年08月13日

蝉も恋しく「泣く」のです・・・・・・。

72-34.jpg
今日8月13日は二十四節気の立秋の次候、七十二候では寒蝉鳴(ひぐらしなく)。
ひぐらしが鳴き始める時候です。

■「日を暮れさせる」ひぐらしの鳴き声。
早朝、また日の入り後の薄明時に鳴く「ひぐらし」。 漢字で書くと「蜩」、「茅蜩」、「秋蜩」、「日暮」等あり、秋の季語にもなっています。 夕方に物哀しく鳴く鳴き声から「日を暮れさせるもの」として「ひぐらし」という名前がついたとか。
ただ今年の夏の猛暑では「ひぐらし」の鳴き声も「アヂィ〜ヨ、アヂィ〜ヨ、アヂィ〜ヨ・・・・」としか聞こえませんが・・・・。

■ひぐらしは 時にと鳴けども 片恋に たわや女我れは 時わかず泣く
 (ひぐらしは時間を決めて鳴くけれど、恋に悩んでいる弱い私は、いつも泣いています)
蝉を詠んだ万葉集(巻10−1982)作者不詳の歌。
片思いの恋に、胸を恋焦がす女性を詠んだ儚い歌ですネ。私がこんなに哀しく泣いているのに、「ひぐらし」はただ鳴いているだけ・・・・・・。
イヤイヤ、蝉もただ鳴いているだけではないのです。 たった1週間か10日しか生きられない儚い命。 その限られた時間の中で、蝉のオスは子孫を残すためメスに自分の居場所を知らせるために懸命に鳴いているのです。
「鳴く」のではなく蝉も恋しく「泣く」のです。


posted by ツルカメ at 22:10| Comment(0) | 七十二候 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前: [必須入力]

メールアドレス: [必須入力]

ホームページアドレス: [必須入力]

コメント: [必須入力]

認証コード: [必須入力]


※画像の中の文字を半角で入力してください。
×

この広告は180日以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。