2013年10月03日

世の中は稲刈るころか草の庵

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今日10月3日は二十四節気の秋分の末候、七十二候では水始涸(みずはじめてかるる)。
田畑の水を干し始め、収穫の秋にむけて稲刈りが行われる時候です。

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与謝蕪村〈芭蕉像〉
■世の中は稲刈るころか草の庵 ー芭蕉ー
俳聖 松尾芭蕉が秋の稲刈りを題材に詠んだ句です。 芭蕉40歳の頃の隠遁生活を送っていた時代の句だそうです。
前詞があり、「人に米もらうて 世の中は稲刈るころか草の庵」。
「人から新米を貰って、ああ、世間はもう稲刈りの時期なのだなあと初めて気づく。自分は世捨て人のように風雅三昧にふけりながら、気ままな草庵生活を送っている」。

芭蕉40代の浮き世離れした隠遁生活、50代半ばの私にはウラヤマシ〜生活ですね。

■旅に病んで夢は枯野をかけ廻(めぐ)る ー芭蕉ー
死の4日前に詠んだ芭蕉最後の句。「旅先で死の床に伏しながら、私はなおも夢の中で見知らぬ枯野を駆け回っている」。 死に際まで制作の意欲を失わない芭蕉の俳人魂に感動です。


posted by ツルカメ at 21:43| Comment(0) | 七十二候 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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