2013年10月23日

霜降れば霜を盾とす法の城

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今日10月23日は二十四節気の霜降の初候、七十二候では霜始降(しもはじめてふる)。
晩秋を迎え、朝晩の気温が下がり、霜が降り始める時候です。
霜が降りると書いて「霜降(そうこう)」と読みますが、実際に霜が空から降りてくるわけではありません。 霜は空気中の水蒸気が、水になることなく、水蒸気からいきなり氷の結晶に昇華して出来る現象だそうです。 そして霜の降りる条件として重要なのは、「風が弱いこと」と「気温が4℃以下であること」だとか・・・・・・。

■「霜降れば霜を盾とす法の城」   ー高浜虚子ー
しもふれば しもをたてとす、のりの城

正岡子規の死後、子規の弟子であった碧梧桐と激しく対立した高浜虚子が詠んだ「霜降れば」の句。碧梧桐の「新傾向俳句」に対して、「守旧派」を宣言した虚子は俳句は伝統的な五七五調で詠まれるべきであると唱え、また季語を重んじ平明で余韻があるべきだとし、客観写生を旨とすることを主張。 そしてその時の決意を表した句がこの「霜降れば」の句です。

霜が降れば、霜のような儚く、心もとないものでも、厳しく仏法(伝統俳句)を守らねばならない。
虚子の凛とした気構えが、心を揺さぶる句です。


posted by ツルカメ at 22:38| Comment(0) | 七十二候 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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