2013年12月07日

天は我々を見放した!

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今日12月7日は二十四節気の大雪の初候、七十二候では閉塞成冬(そらさむくふゆとなる)。
天地の気が塞がって冬となる時候です。

■週末は寒波が襲来
週末は暦のとおり、本格的な冬の到来となりそうです。
北海道や東北の上空に12月上旬としては数年に1度の寒気が流れ込んでくる見込みだそうです。
ここのところのポカポカ陽気から一転、北風が冷たく感じられる冬到来になりそうです。

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山中にて直立したまま仮死状態で発見された後藤房之助伍長の像。

■天は我々を見放した!
寒い冬が到来すると思い出すのが、映画「八甲田山」。
1977年の公開時、北大路欣也扮する神田大尉(モデルは神也文吉大尉)のセリフ「天は我々を見放した!」が大流行したものです。

原作は新田次郎の小説「八甲田山 死の彷徨」。
1902年(明治35年)、青森、八甲田山中で、陸軍青森歩兵第5連隊の雪中行軍が遭難。210人中、199人が亡くなった未曾有の遭難事件です。

■想像を絶した絶望の果てに・・・・
新田次郎の小説にしても、映画を脚色した橋本忍にしても、事実とは多少異なり創作部分は多々あるものの、神也文吉大尉の「天は我々を見放した!」というセリフは史実に近いそうです。
生存者の証言では、神也大尉は「天は我々を見捨てたらしい!」と雪山の中で絶叫したそうです。
荒れ狂う大自然の中、寒さと絶望の果てに多くの兵士が脱落し、それまで神也大尉に従ってきた部下たちも、リーダーのこの一言で生きる意欲を失ってしまったそうです。

大自然の中では取るに足りないチッポケな人間だが、組織のリーダーとして、その決断、行動力、責任感がいかに大切であるかを痛感させられる作品です。


posted by ツルカメ at 22:35| Comment(0) | 七十二候 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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