2015年07月09日

蝸牛角上(かぎゅうかくじょう)の争い

かたつむり.jpg
今日も1日雨降り・・・・・。
家の前の道端で蝸牛(かたつむり)を発見しました。
貝殻をつまんで持ち上げようとしましたが、意外と強力に地面にへばり付いておりました。
雨の中、ノロノロと二本の角を動かしながら悠然と歩いています。

中国,戦国時代の思想書「荘子」の寓話に〈蝸牛(かぎゅう)角上(かくじょう)の争い〉というお話があります。蝸牛(かぎゅう)とはかたつむりのこと。
蝸牛の左の角には『触氏』という領土があり、右の角には『蛮氏』という領土がありました。おたがい小さな国を争って、死者数万人を出したというお話です。
小さな蝸牛(かたつむり)の角の上で争うということは愚かなこと。
視点を広大な宇宙においたら、人間界の戦争なんて、所詮、かたつむりの争いにすぎないということでしょうネ。


posted by ツルカメ at 22:31| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前: [必須入力]

メールアドレス: [必須入力]

ホームページアドレス: [必須入力]

コメント: [必須入力]

認証コード: [必須入力]


※画像の中の文字を半角で入力してください。
×

この広告は90日以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。