東京世田谷の多摩川のほとりにある善養寺。。正式の名称を「影光山仏性院大毘廬遮那殿善養密寺(ようこうさんぶっしょういんだいびるしゃなでんぜんようみつじ)」。
赤い橋を渡り石段を上ると、狛犬のような一対の坐像がこちらを睨んでおります。これは日本ではめずらしい瑞獣(ずいじゅう)の「海駝(かいだ)」という霊獣だそうで、頭は牛、胴は獅子、足は駱駝で鱗に身を包んだ姿をしており、水を持って火を制し、燃え盛る参詣者の煩悩(ぼんのう)の炎を、この場所で消し去るべく、聖なる火を身体にまといながら、鎮座しているそうです。
本堂は奈良唐招提寺金堂を模した造りになっています。
本堂の前にある色鮮やかな大日如来坐像。本堂内には秘仏の不動明王立像と制多迦童子、矜羯羅童子などが祀られております。
樹齢800年といわれるカヤの大木の裏には、なぜか「多摩川の精 カッパのたま坊」と「多摩川の精 亀のたま妃」の像が・・・・・・??
そして踊るガメーシャ・・・・・・??
大陸文化的な武人像・・・・・・!?
そしてここ善養寺は玉川八十八ヶ所霊場32番札所となります。
御朱印をいただいてまいりました。
準西国稲毛三十三所 観音霊場巡の続きは12年後なので、それまで玉川八十八ヶ所霊場巡をすることに!
とても立派なお寺でしたが、異国文化の香り漂うチョッピリ不思議な空間でございました。